mount
https://manpages.ubuntu.com/manpages/man8/mount.8.html
基本的な使い方
予め作っておいた空のディレクトリ dir
に device
をマウントする:
[sudo] mount [-t type] [-o option[,option]...] device dir
マウントを解除する:
[sudo] umount dir
既にマウントされているものを列挙:
mount -l
主な -o
オプション
defaults
rw,suid,dev,exec,auto,nouser,async
と同じrw
- 読み書きモード。逆は
ro
suid
- SUIDとSGIDを有効に
dev
- マウントしたファイルシステム上にあるデバイスを使えるように
exec
- プログラム実行を許可
auto
mount -a
で一緒にマウントされるようにnouser
root
以外のユーザでマウントできないようにasync
- とりあえずメモリに置いたらいいことにして処理を進め、裏でディスクに書き込む。逆は
sync
nounix
- Unix拡張機能を無効に (cifs)
iocharset=utf8
- 文字コードの設定。デフォルトは
iso8859-1
uid
,gid
- ユーザID、グループIDを指定
cifs/samba
Ubuntu 12.04 から cifs マウント
https://manpages.ubuntu.com/manpages/man8/mount.cifs.8.html
-
cifs-utils をインストール:
sudo apt-get install cifs-utils
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パスワードをコマンド履歴や
/etc/fstab
に残さなくて済むように~/.cifs
のようなファイルを作っておく:username=iwasaki password=******
-
mount
コマンドでマウント:sudo mount -t cifs -o defaults,iocharset=utf8,nounix,uid=$(id -u),gid=$(id -g),credentials=$HOME/.cifs //ADDRESS/VOLUME ~/mnt
-
起動時に自動でマウントさせるには
/etc/fstab
に追記://ADDRESS/VOLUME /home/iwasaki/mnt cifs credentials=/home/iwasaki/.cifs,uid=iwasaki,gid=iwasaki,nounix,iocharset=utf8,defaults 0 0
Ubuntu 12.04 のホームディレクトリを cifs/smb マウント出来るようにする
-
samba をインストール:
sudo apt-get install samba
-
/etc/samba/smb.conf
の一部を編集:[homes] comment = Home Directories browseable = no create mask = 0644 directory mask = 0755 valid users = %S
-
サービスを再起動:
sudo service smbd restart
afp
Ubuntu 12.04 のコマンドラインから afp でマウント
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afpfs-ng-utils をダウンロードしてインストール:
wget http://launchpadlibrarian.net/90192653/afpfs-ng-utils_0.8.1-2_amd64.deb sudo dpkg -i afpfs-ng-utils_0.8.1-2_amd64.deb
-
以下のようなコマンドでマウント。できなかった:
mount_afp 'afp://user:password@address/volume/' ~/mnt
Ubuntu 12.04 の Nautilus から afp でマウント
- Nautilusをアクティブにして
control + l
(あるいはメニューバーからGo --> Location...
) - Location に
afp://***.***.***.***
という形でIPアドレスを入力してConnect
Mac の Finder からマウント
- Finderをアクティブにして
command + k
(あるいはメニューバーからGo --> Connect to Server...
) - Server Address に
afp://***.***.***.***
という形でIPアドレスを入力してConnect
sshfs
https://github.com/libfuse/sshfs
リモートのファイルシステムをssh経由でマウントし、 Finderとかで普通のディレクトリのように扱えるようにする。 マウントされる側はsshでログインできさえすればいいので、 手元のマシンに必要な準備をする。